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透明な夏

おはようございます。
甲子園を夢見たことのある坂口理恵です。

いやいや。
夢に出てきたとかじゃなくて。
そういう名前の居酒屋じゃなくて。
行きたいと思ったのです。


昔々、昔過ぎる昔。
高校生の頃、他校の野球部の人とお付き合いしていた。
その人とは中学が一緒。
でも、お互い好きだとわかったのが卒業後。
だから他校同士の遠距離恋愛になった。

付き合うと言っても田舎の高校生。
しかも大昔の。
朝、通学の電車に一緒に乗るというそれだけのモノだった。
……顔から火が出そうだ。

彼は野球部なので朝練がある。
だから、私が彼に合わせて毎朝早朝の電車に乗った。
手を繋ぐわけでもなく。
今のようにLINEもなく。
ただ早朝に電車に乗るだけ。
……頭から煙りが出てきた。

彼はルーキーの頃の原辰徳に似ていた。
断じて、オッサンになってからの原ではない。
彼はピッチャーで、野球はかなり上手かった。
県でも一二を争う野球の強豪校に進学した。
ある日、
「君を甲子園に連れて行く」
と言われた。
……灰になりそう。

別の学校だから、連れて行くも何もないんだけどね。
勝って甲子園に行くから、ついてきてくれと……。
そういうことです。

もちろん応援に行きましたよ。
他校の試合に。
勝ち進む度に学校抜け出して。
うち公立で制服なかったからラッキーです。
夏の暑い日。
ドキドキしながら一人で何度も球場に向いました。

でもね、負けてしまったんです。
惜しい所で。
かなり強かったんで、もしかしたらと思ってたのですが。
マンガのようにはいかないもんですな~。

でもね、
「達ちゃん、南を甲子園に連れてって」
よりも何十倍もカッコよかった。
「君を甲子園に連れて行く」
果せなくても、そう言い切ってくれた彼はカッコよかった。
それを実現させようと汗を流し。
それを見届ける為に学校を抜け出し……。
人生の中で、あんなに透明な夏は、もう来ないだろうな。
あ~あ~。

今でも、彼の高校の名前を見るとドキッとします。
今年は出ているかって?
「う~ん、どうでしょう!」
↑長嶋かっ!

透明なミョウガの花。

KIMG0702.JPG

収穫し損ねると、地面からレモン色の花を咲かせます。
「おい!ここだぞ!」と。
花も冷奴と一緒に頂きました。



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